第一種放射線取扱主任者、勉強時間はどれくらい?私の合格体験記

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放射線技師として箔が付く資格放射線取扱主任者というものがあります。これは国家資格なので、技師会の~認定資格よりはメジャーな資格です。文字通り放射線を取り扱うスペシャリストの「第一種放射線取扱主任者」

この資格の難易度は放射線技師国家試験を上回り、合格率は20%~30%程度と厳しいです。

医師でも不合格になるケースがあるほど。そんな難易度が高い資格ですが、どうやって勉強すればいいの?また勉強時間はどれくらい?など、実際に取得を目指している方は思っているはずです。

今回は、私が第一種・第二種の両方に合格した経験をもとに、これから挑戦する方に向けて、具体的に何時間ぐらいかけて、どのように勉強したかをご紹介します。

勉強時間は合計400時間!

第一種合格のために、私は放射線技師国家試験合格レベルの知識を持っている上で、さらに約400時間を費やしました。あまり長期間かけて勉強すると、暗記していたことをどんどん忘れるタイプなので、大体、本番試験の3か月ぐらい前から初めて、その期間中は一日4~5時間ほど勉強していました。

合格のための具体的な勉強法

当時、試験勉強に使ったのはこの2冊

1. 自作のまとめ参考書を作る

まずは、当時の放射線概論書を単元ごとに読み進め、内容を理解しながらルーズリーフにまとめました。ただ要点を書き出すだけでなく、意味を理解することが重要です。

この方法で、自分専用の参考書を完成させました。

ポイント

  • 分厚い概論書を毎回開くのは大変なので、要点を自分なりにまとめて参照しやすくする。
  • まとめたノートを使って復習の効率を最大化

2. 過去問で弱点を克服し、暗記帳を作る

次のステップでは、過去問をひたすら解き、間違えた問題を抽出しました。

そして、以下の形式で暗記帳を作成。

  • 左側:問題
  • 右側:解答と解き方

この暗記帳を使い、通勤中や仕事の休憩時間を活用して、頭の中で繰り返し解いていきました。

3. 計算問題の対策

計算問題については、紙とペンを使えるときは実際に解くようにし、そうでないときは頭の中で計算手順をシミュレーション。これにより、どんな状況でも計算問題に対応できるようになりました。

4.理解困難な放射線化学の対策

放射線化学:暗記で突破

放射線化学は非常に難しい科目で、私は正直理解ができませんでした。高校で生物選択、大学は経営学部を卒業した私にとって、化学は特に苦戦する分野でした。

放射線技師の国家試験にも化学はありますが、それよりもかなり難易度が高いと感じました

  • 対策:過去問をひたすら丸暗記 。特に理解を深めるのは難しいため、過去問とその解答を丸暗記する戦略を取りました。毎年数問は同じ形式の問題が出題されるため、30問中15問を正解することでなんとかクリア。多少運もからみましたが、この対策で試験では各科目で50%以上の正答率が求められる要件をなんとか満たすことができました。

最後に:自分に合った勉強法で合格を目指そう

私が第一種・第二種の放射線取扱主任者に合格できたのは、過去問の徹底活用と、自分なりの参考書・暗記帳の作成がポイントでした。それぞれの試験の特徴に合わせた勉強計画を立て、限られた時間を有効活用することが合格への鍵だと思います。

これから挑戦する皆さんも、自分に合った方法を見つけ、無理なく勉強を進めてください。

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