クリニックで働く放射線技師の日常から、あるある5選をご紹介します。
私のクリニックでは、ドクター・看護師・介護士・リハの資格者・事務職員といった勤務体制の中で、放射線技師は私一人で忙しい日々を送っています。
今回はそんなクリニック勤務の技師ならではの「あるある」を5つピックアップしてみました。
クリニック勤務の放射線技師あるある5選
①バイトが見つからない・バイトが急遽これないので休日出勤
私のクリニックでは、技師は私一人です。日祝以外に月に3回平日に休みが取れますが、その日はバイトの方に頼んでいます。
しかし、バイトがなかなか見つからなかったり、急に都合が悪くなってしまうことも。
そうなると、常勤は私一人なので、結局休日出勤することになります。
②技師以外の仕事も任される
撮影が忙しい時と暇な時の差が激しいため、他職種からは暇にしているように見えることもあります。
その結果、レセプトのチェックを手伝わされたり、備品の買い出しや掃除など、技師以外の業務も任されることが多々あります。
③中抜けの時間が手持無沙汰
私のクリニックは幸い8:45~17:00の勤務時間ですが、多くのクリニックでは午前診と夜診が分かれており、午前の診療が終わると中抜けの時間が発生します。
自宅が近ければ帰ってリラックスできるかもしれませんが、クリニックから離れた場所に住んでいると、昼ご飯を食べた後は技師室でネットサーフィンをしたり、時には処置室のベットで昼寝をして過ごしていると聞きます。空いた時間を有効利用するのにAmazonオーディブルもお勧めだと聞きます。
④装置の保守点検の契約をしていない
装置の保守点検の契約をしていないため、日々の自主点検が欠かせません。
始業前と終業後に異常がないか確認しますが、どれだけ点検していても不具合が起きることがあります。
保守点検に入っていれば、定期的に部品を交換してもらえるので、リスクはかなり減ります。
⑤ドクターに意見を求めらることも
撮影した画像について、ドクターが有所見かどうか迷うことがあり、その際には私に意見を求められることもあります。
また、撮影後に有所見があれば、事前にドクターに報告することもあります。
画像をある程度読影できる知識が必要です。特に正常画像の知識は欠かせません。
まとめ
クリニックで一人技師として働くと、撮影以外の雑用や、急な休日出勤が避けられないこともあります。
しかし、他のスタッフと協力し、日々の業務をこなしていくはクリニック勤務ならではの醍醐味かもしれません。
忙しい時もありますが、装置の自主点検をしっかり行い、ドクターとコミュニケーションを取りながら、自分のスキルも磨ける環境は意外とやりがいを感じますよ!
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