なぜ石破茂氏は「ゲル」と呼ばれるのか？理由を解説

総裁選を勝ち抜いた石破茂氏。彼はネット上では通称「ゲル」として親しまれています。例えばゲル長官・ゲル閣下・ゲル石破など、ゲルから派生し、様々なパターンが存在しています。

では、なぜ石破茂氏は「ゲル」と呼ばれるようなったのか。本記事では解説しています。

①石破茂氏の簡単なプロフィール

きっかけはキーボードの誤変換です。石波氏の名前「いしばしげる」をキーボードで入力した際、「石橋ゲル」と誤変換されることがあり、「ゲル」という名称が誕生しました。

石破茂氏はアニメやサブカルチャーに興味をもっており、ドラゴンボールの魔人ブウのコスプレをするなどユニークな面があります。

その一面から、ネット上では誤変換の「ゲル」に長官や閣下などを付け、ゲル長官・ゲル閣下などの愛称で呼ばれるようになりました。

防衛庁長官に就任した際、各メディアに「ゲル」の愛称が取り上げられることで、一層「ゲル」の愛称が一般にも広まることとなりました。

ここで歴代内閣総理大臣の主な愛称を、少しご紹介します。

菅義偉	ガースー	名字の菅を逆によんだもの。昔の業界用語のようで親しみが込められていた
鳩山由紀夫	宇宙人	彼の独特な発言や行動、理想主義的な政治姿勢からきていた
安倍晋三	安倍ちゃん	長期間総理を務める中で次第に彼の名字に「ちゃん」がつき、親近感を持たれていた

このように歴代総理の愛称には国民の親しみや親近感が込められています。

2024年9月27日時点ではまだ、内閣総理大臣に指名されてはいませんが、その予定である石破茂氏の「ゲル」という愛称にも同じように親しみや親近感が込められており、特にインターネットカルチャーに根付いている点が特徴的です。

親しみやすさとユーモアが混ざり合ったこの愛称は、政治家としての堅実さと、サブカルチャーを愛する柔らかい一面を兼ね備えた石破茂氏の人柄をよく表しています。